両学長とこびと株氏がおすすめする高配当株を徹底分析

投資

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こんにちは、カカシです^^

カカシのおはなしでは、30代になってからやっと気づいた豊かに生きるために必要な情報を息子に届けるべく日々発信しています。

 

 

今回は、両学長がおすすめする高配当株を徹底分析します。

この記事で紹介する分析シートは、皆さんのサーチコストを私が一挙に請け負ってまとめたものです。

疑い深い性格の私は一つの疑問を持ちました。

ファーザー
ファーザー

YouTubeで紹介されている銘柄は、両学長&こびと株が大事にしている項目を照らし合わせたら全銘柄その条件を満たしているのか…

この予感は、的中しました。

なぜ、条件を満たしていない銘柄が買われているのか…。そのあたりを考えられるいい材料になると思います。

是非、参考にしてみてください。

  1. 高配当株式とは?
  2. 高配当株の配当金の活かし方
    1. 1.配当金を趣味や贅沢に使う
    2. 2.配当金を再投資する
  3. 高配当株の探し方!両学長&こびと株氏のメソッド!
  4. 優良な高配当株の探し方(全体地図)4STEP
    1. [1] ニワトリリスト(高配当株銘柄を雑多に)を取得する
    2. [2] IR BANKを使って「過去の業績」を見る
    3. [3] 企業HPで、「現在(最新)の業績」を見る
    4. [4] [1]~[3]を基にチェックリストを使って買ってはいけない銘柄をピックアップする
  5. 企業分析の方法&ツール「IR BANK」の使い方
    1. 1.WEBページにアクセス
    2. 2.企業を検索(会社名、証券コード)
    3. 3.決算情報や企業の詳細情報をチェックする
  6. 両学長とこびと株氏がファンダメンタルズ分析に使うチェック項目
    1. 1.「売上高」
    2. 2.「EPS」
    3. 3.「営業利益率」
    4. 4.「自己資本比率」
    5. 5.「営業活動によるCF」
    6. 6.「現金等」
    7. 7.「一株あたり配当金」
  7. ピーター・リンチがファンダメンタル分析に使うチェック項目
    1. 1.「ネットキャッシュ」
    2. 2.「PEGレシオ」
  8. バフェットがファンダメンタル分析に使うチェック項目
    1. 1.「ROE」
    2. 2.「EPS」
    3. 3.「BPS」
  9. 両学長とこびと株氏がチェックしている指標とおすすめ銘柄を分析した結果
    1. 分析の考察1:条件満たしていない銘柄もある
    2. 分析の考察2:大事な指標はあるけれど、総合点が高ければいいのか
    3. 分析の考察3:コロナの影響でこの2年業績が悪化してる企業が多数
    4. 分析の考察4:2021年から株価が-20%になっている銘柄もある
    5. 分析の考察5:通信会社は業績も株価も安定

高配当株式とは?

高配当株とは、簡単に言えば、企業の株を購入した人(投資家)に企業が利益の一部を使って持っている株の数に応じて、配当金を分配します。その配当金が株価の3%以上のものを高配当株といいます。

例えば、100円の株を購入し、年間の配当金が3%だった場合、3円の配当金が入ってくるイメージ。

それを何社も持っていて平均の配当利回りが3%以上になると100万円の場合は毎年3万円、1000万円の場合は30万円と不労所得がもらえるようになります。

もちろん5%や7%といった高配当株の中でも非常に高い配当利回りの企業もありますが、そういった企業は罠銘柄であることがほとんどで、配当利回りが高ければいいというわけでもありません。

そこで、両学長とこびと株さんが2019年から発信されている「高配当株を探そう!高配当利回りランキング」という罠銘柄を抜いた高配当利回りランキングが出されています。

高配当株の配当金の活かし方

1.配当金を趣味や贅沢に使う

配当金は言わば、不労所得です。多くの人が目指していた、勝手にお金が入ってくるキャッシュマシーンからお金が出てきています。

このお金には税金(20.315%)がかかるので、約20%の税金を除いた配当金は自由に使えるお金となるため、旅行や趣味、好きなものを買う、自分にごほうびをするなど様々な使い方ができるため、豊かな暮らしを目指している方にとっては、ありがたいお金になると思います。

 

2.配当金を再投資する

両学長やこびと株さん、高橋ダンさんなどのブログやYouTubeを見ている方であれば、おそらく再投資を選択する方が多いと思います。

複利の力を知っているから。

金融庁のページで計算しました。

毎月3万ずつ投資をして、年利3%で25年運用した際の結果は上記の通りです。

青い部分は、元本なので、3万円×12カ月×25年=900万円

黄色の部分は、運用益です。元本の約半分の438万円。※税金の計算はしてません

今回はここが本題ではないので、割愛しますが、複利の力は絶大だということと、約30%資産が増えるスピードが変わりますので、単利では30年かかる目標額も21年で達成できるため、アーリーリタイアも可能になるということです。

 

高配当株の探し方!両学長&こびと株氏のメソッド!

前提として、両学長とリベ大とコンテンツ提携しているこびと株さんが推奨している高配当株の探し方はFXや高橋ダンさんが行っているテクニカル分析ではなく、企業の決算や成長率、収益率などのさまざまな指標から分析を行うファンダメンタルズ分析が主となっている探し方になっています。

慣れれば5分以内に終わるくらい見るところを絞って分析を行っていきます。とは言え、項目数は8項目あり、最初は「ゲッ…」って思うかもしれませんが、この指標が見れるようになると企業の表側やその企業の業界の傾向などがわかるため、非常に参考になります。

 

そして、釣りの仕方を覚えた後は、その釣り具のメンテナンスや釣り具に合った魚を狙う努力も必要です。それをわかりやすく説明しているのがこちら

特にここで紹介しているYahoo!ファイナンスのツールの使い方は非常に見やすくなるため、面倒くさくてもやった方がいいです。

購入時の金額と毎日の株価の上下とその差額がわかるため、非常に便利です。

詳しくは動画にあるので、ここではザックリ大枠のみ紹介します。

 

優良な高配当株の探し方(全体地図)4STEP

 

[1] ニワトリリスト(高配当株銘柄を雑多に)を取得する

Yahoo!ファイナンスから高配当株ランキングや投資系YouTuberの高配当株ランキング、ニュースや証券会社が薦めている高配当銘柄を雑多に取得します。

ここでは偏見持つ、詳細の分析などはせずにとにかく情報を集めます。とにかく利回りを重視するならランキングの上から順に50件取得し、分析を進めることをおすすめします。

[2] IR BANKを使って「過去の業績」を見る

過去の情報でどこをどのように見ればいいかは後ほどお伝えします。ここでは、項目のみを共有します。

・売上高
・EPS
・営業利益率
・自己資本比率
・営業活動によるCF
・現金等
・一株あたり配当金

ここまでが、両学長とこびと株氏が必ず見ている項目です。

※ピーターリンチが見ている項目
・ネットキャッシュ
・PEGレシオ※ウォーレン・バフェットが見ている項目
・ROE
・EPS
・BPS

[3] 企業HPで、「現在(最新)の業績」を見る

WEBで取れる情報と実際に商品を使ったりして得られる情報があるため、徹底的にやるなら商品を買ったり、問い合わせをして、取り組みや姿勢をチェックするのもいいでしょう。

ファンダメンタル分析を行っているピーター・リンチもアナリスト時代は、企業訪問に力を入れていたという程、数字以外の情報は非常に投資判断に役立つ情報があると考えていいと思います。

[4] [1]~[3]を基にチェックリストを使って買ってはいけない銘柄をピックアップする

[1]~[3]の情報を基に買ってはいけない銘柄をピックアップして、自分だけの高配当株リスト(金のニワトリ)を作りましょう。

この全ての銘柄の利回りが自分の考えている利回りを上回っているか、銘柄のセクター(業界)に偏りがないか、どこにどれくらいの投資をするかなどを決めていきましょう。

景気敏感株などは、30%~40%に留めておくことをおすすめします。

企業分析の方法&ツール「IR BANK」の使い方

1.WEBページにアクセス

IR BANKのWEBサイトにアクセスします。

2.企業を検索(会社名、証券コード)

引用:IR BANK

ページ左上の「証券コード、社名」の場所に会社名や”2914”のようなコードを入れて検索します。

3.決算情報や企業の詳細情報をチェックする

ここで使うのは主に「決算」「価値」「企業詳細」ボタンです。

これらの3項目を使って、「両学長&こびと株」「ウォーレン・バフェット」「ピーター・リンチ」などのファンダメンタル分析で投資判断をする投資家がどこの項目をどう見ているかを解説、紹介します。

 

両学長とこびと株氏がファンダメンタルズ分析に使うチェック項目

1.「売上高」

1年(定められた期間内)の売上金額。営業収益として示している企業もあり。

右肩上がりになっているかを確認する

2.「EPS」

1株当たり純利益。

多くの投資が重要視するポイントの1つ。この指標が上り調子じゃないと順調に利益が出ていないことになる

右肩上がりになっているかを確認する

3.「営業利益率」

引用:ザイマニ

純粋な事業の営業状況。この指標が上下すると事業の安定性に欠けるため、配当金が一緒に上下する可能性があるため、本業の調子を見るのに最適

△ 4-5%
〇 7-8%
◎ 10%以上

4.「自己資本比率」

今持ってる資金は誰のもの?がわかる項目。50億円の資本金のうち10%しかなければ、その他の45億は誰かのお金で運営していることになるため、存続リスクが高いことになる。

 

40%以上の会社が10年以内潰れる可能性は3.5%
△ 40%
〇 60%
◎ 80%

5.「営業活動によるCF」

1年営業して増えた現金がどれくらいかがわかる指標

長期的増えているか
黒字を継続しているか

6.「現金等」

現金がどれくらいあるかがわかる指標。現金を株式や債券などの他の資産に投資している可能性もあるので、注意が必要。

長期的に増えていないと不景気に弱くなる

7.「一株あたり配当金」

配当金がどれくらいもらえるかというダイレクトな指標。

配当金が乱高下していないかという安定性
配当金が毎年増えているかという成長性

ピーター・リンチがファンダメンタル分析に使うチェック項目

1.「ネットキャッシュ」

ネットキャッシュとは必要な時にすぐに使える現金ちゃんとあるん?のことで、(現預金+有価証券)ー有利子負債=ネットキャッシュ

有利子負債率25%以下 ※株主資本の25%以下に固定負債があるかどうか

 

2.「PEGレシオ」

PEGレシオとは、PER÷EPS成長率で算出されるものです。PERが15倍、EPSの成長率が30%だった場合、、、

15(倍)÷30(%)=0.5倍となりますので、割安株であることがわかります。

・2倍~:割高
・1倍~:やや割高
・0.5-1倍:普通
・0~0.5倍:割安
・マイナス:EPS赤字につき要注意

各指標の計算式は以下の通りです。

EPS成長率=(当期純利益-前期純利益)÷前期純利益に100をかける

PER=株価÷EPS

EPS=純利益÷発行株数

 

バフェットがファンダメンタル分析に使うチェック項目

1.「ROE」

ROE(自己資本利益率)は、株主資本利益率ともいわれている。自分のお金でどれだけ儲けを出せたかという指標で、ウォーレン・バフェットはこう話しています。

15%を維持していれば株価の変動は気にしなくてもいい

アメリカのROEの平均は12%程なので、この指標は平均を大きく上回っていることがわかります。ちなみに日本は6%弱なので、アメリカの約1/2です。

2.「EPS」

1株当たり純利益。バフェットはこう話しています

EPSが長期にわたり上昇傾向にあれば、その企業は何らかの永続的競合優位性を持っていると考えていい

両学長と同じくここは右肩上がりであることが投資判断に大きな影響を与えているのは間違いないです。

3.「BPS」

1株当たり純資産。バフェットはこう話しています

BPSの長期的推移は、企業の本質価値の長期的推移を計る大まかな目安になる

すなわち、長期的に右肩上がりかどうかが大事

両学長とこびと株氏がチェックしている指標とおすすめ銘柄を分析した結果

売上高やEPS、ROEやBPSなど投資が必ず見ている項目を含め、上記で挙げた指標と今月から投資を始めるとしたら購入をおすすめする銘柄を分析してみると面白い結果が見て取れました。

是非、じっくり見てみてください。

投資判断に役立つ情報が満載です。

引っ張ってきているデータは全てIR BANKからすぐに取れる情報です。

画像の上で長押し、もしくは右クリックで画像をダウンロードして大きくして、じっくり見てください。

※ 赤は条件を満たしていない
※ 緑は条件を満たしている
※ ▲はコロナショックのあおりを受けていて、なければ〇だったなという判定がほとんどです。

また両学長がおすすめしている銘柄やバフェット氏が保有している銘柄などもわかりやすくしています。

分析の考察1:条件満たしていない銘柄もある

両学長はYouTube内で、EPSが一度でも赤字に転落しているのは、購入しないと話されていた記憶があるのですが、意外とその辺は寛大です。

分析の考察2:大事な指標はあるけれど、総合点が高ければいいのか

まだにらめっこの時間が少ないので、何とも言えないですが、両学長&こびと株さんがすすめている銘柄はほとんどが条件通りで、総合点が高いことが良くわかります。

分析の考察3:コロナの影響でこの2年業績が悪化してる企業が多数

業績悪化している企業も、さすが優良企業で、売上や利益を伸ばしてきている企業も多くなっています。

分析の考察4:2021年から株価が-20%になっている銘柄もある

コロナの影響で業績の回復目途が立っておらず、なかなか投資から信頼を回復できていない企業がいくつかある事は確かです。

高配当株の企業は業績安定の老舗企業が多いので、長期間業績が回復できないとその株価で安定することも考えられるため、キャピタルゲイン(株価の変動による利益)も踏まえてどこで損切りするのか、損切りはしないでナンピンする(株価の下がったとき買い増しをして平均取得金額を下げる方法)のか考えておく必要があります。

分析の考察5:通信会社は業績も株価も安定

2022年8月現在、保有している中で、キャピタルゲインと高配当の2つ蜜をいただけているのは、NTTやKDDI、沖縄セルラーなどの通信関連銘柄です。

丸紅や住友商事などの商社も株価は安定しています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

ファーザー
ファーザー

大好きです♡

明日も待ってます!

控え目に大事な事を言って終わります…

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