こんにちは、カカシです^^
カカシのおはなしでは、30代になってからやっと気づいた豊かに生きるために必要な情報を息子に届けるべく日々発信しています。
今回は簿記3級のネット試験をおすすめする理由と社会人ミカタである、簿記3級のネット試験で簡単に合格するための4つのコツをお伝えします。
私はちょうど1年前の2021年1月~本格的に勉強を開始し、1か月半後の2月26日にネット試験にて、89点獲得し、合格しました。
投資と経営を円滑に進めるために必要だと感じた簿記3級は取ってよかったと思える資格です。合格することは通過点で、簿記の知識を活かすことで世界の見え方はこんなにも変わるんだなと思えた1年です。
私は1発合格をしたかったこと、効率的に時間を使いたかったこと、家族に迷惑かけないで勉強できる時間は1日2時間程だったこともあり、クレアールを選びました。
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簿記の受験方法は2種類
従来の統一試験は年3回
※下記、商工会議所の検定試験ページより引用
試験日・回 | 受験料(税込) | |
---|---|---|
2022年6月12日(日) | 第161回 1〜3級 | 1級 7,850円 2級 4,720円 3級 2,850円 |
2022年11月20日(日) | 第162回 1〜3級 | |
2023年2月26日(日) | 第163回 2〜3級 |
ネット試験は各会場が定める日時で
ネット試験は随時、開催されているため、受験したい地域のテストセンターを調べてから、会場に問い合わせもしくはネットから申し込みをしてください。
日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験について
出題範囲について
※下記、商工会議所の検定試験ページより引用
「簿記検定試験出題区分表」に則して出題いたします。
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/exam-list
要するに、統一試験(筆記)もネット試験(パソコン)も出題範囲が一緒です。
出題形式・試験時間
※下記、商工会議所の検定試験ページより引用
2級・・・(出題形式)選択式+入力式5題以内 (試験時間)90分
3級・・・(出題形式)選択式+入力式3題以内 (試験時間)60分
※仕訳問題は選択式(プルダウン方式)です。科目選択は正確に確定させることが必要です。金額や勘定科目名を入力する問題も出題されます。
私が受験した2021年の2月はまだ統一試験は120分で問題数も多かったのですが、問題も少なくなり、時間が少なくなっています。
時間が短くなることによって、濃縮されて問題が出てくるため、勉強度合いによっては点数の上下が激しくなります。
勉強不足の場合、1つの回答の配点が大きいため下手したら3問落とすだけで不合格になるため、ヤマを張らずに押さえるところを押さえて取り組んでいけば合格はできます。
申し込み方法
合否はその場でシステムが判定する
パソコンで記入し、パソコンで判定をするため、合否判定である正答率70%はすぐにわかるため、合否がその場で出ます。良くも悪くもあっさりしており、試験をした感も合格した感もなかったです(笑)
ネット試験のメリットとは
好きな時に受験ができる
統一試験のみだった時は年に3回しかない受験タイミングに合わせて勉強を始めたり、勉強を追いこむ必要がありましたが、ネット試験はそのようなことはなく、好きなタイミングで勉強を開始して、好きなタイミングで受験ができるため、私生活にほとんど影響が出ないです。
チャンスが多くなる
好きなタイミングで受験ができるということは、好きなだけ、受験ができるため、お金のことを考えなければ、1か月で何度か挑戦することも可能です。統一試験と同様にテストセンターの会場にはいかなければ受験できないため、面倒は増えます。
職場や学校、家に近い会場で受験可能
大都市圏に住んでいる方は、テストセンターがいくつも存在するため、予定に合わせて会場を選択することが可能です。この日はここにいくからこの場所にしよう、学校の帰り道のテストセンターで受験しよう、仕事終わりに最寄りのテストセンターに行こうなど、生活が乱れないのも魅力の一つです。
プルダウン回答で時間の節約と漢字間違い
私の時はネット試験が始まって数カ月だったため、情報が非常に少なかったこともあり、試験の内容や体験記が非常に少なかったため、筆記試験同様の対策のみで受験をしました。
過去問で時間をロスしていた「漢字の書き」が、プルダウンで選択できるようになったため、時間短縮と労力の削減ができました。漢字を覚える必要もなく、書き間違いで点数を落とすこともなくなるため漢字が苦手な人はネット試験を強くおすすめします。
ネット試験のデメリットとは
勉強方法の見直しが必要になる場合がある
ネット試験は、問題が全てパソコンの画面上に表示されるため、残念ながら問題用紙に、いい塩梅に書き込んで、計算や印をつけられなくなります。
私は統一試験の対策しかしてなかったため、当日すごく戸惑いました。渡されたのは2枚のA4の紙とえんぴつ…
問題とは全く別の所に文字や数字を書くため、いまいちやりにくかったです。問題用紙に書き込まないでも解けるような練習はしておくとギャップが生まれずにいいかもしれません。
※これが点数に影響してはいないです。
パソコン操作が苦手だとタイムロスが大きくなる
パソコンで入力するということは、パソコンの基礎の操作ができない人には非常に酷な試験になります。「パソコンを使えないよー」という方は、統一試験に照準を合わせていきましょう。
ネット試験に向いている人
仕事でパソコンを使っている方
そもそもパソコンがビジネスレベルで扱えることが、クリアできていないと正直タイムロスが多すぎて、おそらく間に合わないと思います。
ブランインドタッチはできなくても、キーボードを見ながらサクサク打てるレベルでないと、徐々に追い込まれて余裕がなくなり、悪循環に入ってしまいます。
仕訳、決算整理、精算表、試算表が完璧
正直なところ、この4つが完璧であれば、80点取れますので、合格です。実際のテストの得点はこんな感じ。
この4つは1問目と3問目に入ってきていて、満点です。ここに絶対の自信があったため、事前情報からこの配点のみで合格できると確信してました。なので、約10分で第一問の仕訳を丁寧に素早く説き、2問目を5分でサクっと流して解き、3問目の精算表(※私の場合)を15分で解いて、仕訳の見直しと、第2問の解き直しに残りの30分使いました。
ネット試験に向いていない人
パソコンが苦手な人
ここまでにお伝えしたように、パソコンに不安がある人は絶対にネット試験をおすすめできません。不安材料は一つでも少ない方がいいです。勉強の進捗に不安がある場合はなおさらおすすめできません。
勉強方法が統一試験用で固まっている人
問題用紙に数字や答えを書いて書き写す方法が一番問題を解きやすいという方は、ネット試験ではその方法が使えないため、大きな弊害になることはまちがいないです。
一度白紙の紙を用意して、解いてみることをおすすめします。いつもより時間がかかっても、何とかなりそうだなと思えた方はネット試験ではいい流れで進められるかもしれません。
ネット試験で合格するための4つコツ
(1)パソコン入力の不安をなくす
これがネット試験受験においての大前提のスキルです。
(2)仕訳、決算整理、精算表、試算表を完璧にする
この4つが完璧ならネット試験の時間60分をフルに使って、それ以外が白紙でも合格するはずです。私の時は仕訳の配点は45点と約半分。あらゆる問題を想定して備えましょう。
(3)勉強方法をネット試験用に切り替える
問題用紙ではなく、別の紙にメモを取って、パソコンに入力する流れで過去問を進めて見てください。
(4)クレアールで学ぶ
他のスクールでは学んでいませんが、非常にわかりやすく、短期間でストレスなく合格できたのはクレアールで学んだからだと言っても過言ではありません。先生の癖は強いですが、わかりやすく要点もまとまっていて無駄なく学べます。
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まとめ
いろいろとお伝えをしてきましたが、正直なところ、勉強がどこまで完璧にできているかが大きなカギを握っているので、ネット試験か統一試験かは、仕訳、決算整理、試算表、精算表を完璧にしてから考えるのが得策です。
あなたの健闘を祈ります!!