投資初心者の私だからこそ勉強したことを第3者にもわかりやすくアウトプットする記事です。また、投資をして成長する過程、数字、銘柄、失敗、成功や考察、用語の解説などもどこよりも頭に入りやすいように工夫してお伝えいたします。
お金や投資の勉強をする中で…
・投資手法が多く勉強の幅が広い
・絶対的な正解がない
・目的や環境、人によって見解が分かれている
上記のことから、自分の学んだことをメモしてインプットと軽いアウトプットで整理をしていくのは成長スピードが乏しいと判断しました。だからこそ、ブログ記事でコンテンツしながら備忘録としても活用しています。
できる限り、私の4人の息子たちに、読者の皆さんに、伝わりやすい形で伝えていけたらと思います。成長する過程を温かく見守っていただけたら嬉しいです。
勉強ツールとして、他人事として是非、お楽しみください^^
今回は、ETFについてです。
ちょっとだけ、前情報を…私は2020年の10月頃に友人に「両学長(Twitter)というお金や投資についてすごく丁寧に解説してくれているYoutubeチャンネル持ってる人がいるよ」と教えてもらい、そこから半年で200本程の動画を見ました。
約20分~30分くらいの動画なので、ザっと見積もっても5、6000時間はお金のための勉強をしているので、基礎知識は付いてきました。
また、両学長を妄信するのではなく、他の視点から情報も欲しかったので、最近は下記のチャンネルなども参考にしています。
「Bank Academy」→Youtubeチャンネル
「高橋ダン」さん→Youtubeチャンネル
両学長も世界一のウォーレン・バフェットも高橋ダンさんも皆さん、長期投資は重要だとおっしゃってます。
その中で、選択肢がETF、投信信託、インデックスファンド、アクティブファンドなど最初はチンプンカンプンだったものが、面白いもので、少しずつ理解できるようになってきました。
これが勉強の面白い所でもありますよね!
今も、誰かにスムーズに説明できる程の自信はないですが、概要はしっかり捉えているはずなので、あとは運用をしながら身をもって色々と勉強していくことにします。
説明が不足している部分もあるかと思いますが、今回はETFの勉強の発表の場なので、重要な部分のみを抽出して書いていきたいと思います。
投資信託とは?
「投資信託(ファンド)」とは、「投資家などから集めたお金を運用の専門家やプロが株式や債券などに投資、運用し、その運用成果がそれぞれの投資額に応じて投資家などに分配される仕組みの「金融商品」のことをいう。
要は自分の代わりに株取引を代行してくれて、そこで得た利益は投資割合を元に分配してくれるというものです。
ETFとは?
ETFとは、「Exchange Traded Fund」 の略称で、「上場している投資信託」のことを指します。
ほぉ~、なるほどね…
わかってなさそう…
難しいですよね…私も1回じゃ全然理解できなかったので、株や投資の勉強の概要がある程度わかってきた時に初めて理解できたですが、単純に投資信託が上場しているか否かで名前が変わるという事だと覚えておけばいいと思います。
その名前の違いだけでなく、様々な違いがあるのですが、まだ100%の理解をしていないので、この勉強は少しずつ行って、理解度を深めていきたいと思います。
投資信託とETFの違い
投資信託とETFの違いは、大きく分けると3つあります。
①購入できる場所、方法
②購入金額
③分配金
④コスト
①購入できる場所、方法
投資信託とETFの購入できる場所と方法について簡単に解説します。
投資信託
購入場所:証券会社、銀行、郵便局など、色々な場所で販売されています。
積立:自動積立もできるため、毎月コツコツ積み立てていくのは簡単にできます。(一部例外あるっぽい)
買い方:口数指定/金額指定(100円から投資も可能)
ETF
購入場所:上場しているため、証券会社のみ
積立:自動積立は基本出来ないため、手動で積み立てていく流れになります。(一部例外あり)
買い方:証券口座を開設して、株と同様にアプリやブラウザなどネットから買うのが主流
②購入金額
投資信託とETFの購入金額について簡単に解説します。
投資信託
小額から可能。口数指定か金額指定で投資できます
ETF
株価同様で、購入金額がリアルタイムに変動し、どの証券会社も同じ価格で取引が可能
③分配金
投資信託とETFの分配金について簡単に解説します。
投資信託
受け取るか再投資するかを選択できる。再投資の場合は、課税されないためメリットが大きい。
ETF
受け取るのみ。利益に対して課税されてしまうデメリットがある。税金が引かれたあとに再投資を行うため、投資効率が下がる。
④コスト
投資信託とETFのコストについて簡単に解説します。コストはどちらも購入時、保有時、売却時に手数料がかかります。その目安は下記の通りになります。
投資信託
0.1%~3%程
今はNISAやiDecoの普及により、手数料が安くなってきているので、0.1%台の手数料も多く出てきています。
ETF
0.05%~
実際に同じ商品に投資した場合にどうなるか見てみましょう。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(VT)=投資信託
手数料:0.212%程度
VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)=ETF
手数料:0.08%
0.13%と微々たる差に見えますが、投資総額が大きくなればなるだけインパクトは大きくなります。
ETFのメリットとは
ETFのメリットはいくつかありますが、ここでは簡単に3つご紹介します。
①1社ごとに会社を調べる必要がない
②豊富な品揃え
③分散投資ができる
①1社ごとに会社を調べる必要がない
ETFも投信信託も投資のプロが色々な何十~何千社の株を私たちの代わりに自動で売買し運用してくれます。要は、株の詰め合わせパックを買うイメージです。
個別で株を買う際は、それぞれの会社の決算書や株価の動き、株に対する関連情報を調べますが、その必要がなくなります。
各分野が伸びるかどうかある程度マクロで捉えていくことが出来るため初心者の方にもおすすめができるというわけです。
②豊富な品揃え
株の詰め合わせパックは、すごく種類が豊富で、アメリカは約2000種類、日本だけでも約200種類のETFが販売されています。アメリカ株のETF、全世界株のETF、ゴールドのETF、高配当株のETF日本株のETF、債券のETF、不動産のETF、原油のETFなどETFと言っても非常に多くの種類があります。
③分散投資ができる
リスクを抑えるために、分散投資が必要だという点はほとんどの投資家が一致している点かと思います。それがETFを買うことで、多くの株を買っていることになるため、分散投資がETFでできることになります。
買い方によっては分散しきれないですが、株を買う知識があれば、リスク分散をして、投資ができるのは初心者からしたらありがたいですね。
ETFのデメリットとは
ETFにはもちろんデメリットもあります。考え方、投資手法、投資目的によってはおすすめできない投資手法になります。
①つみたてNISAがほとんど使えない
②分配金に税金がかかる
③税金手続きが面倒
①つみたてNISAがほとんど使えない
毎月自動で積み立てができるのが限られている。一般NISAは使用できます。
②分配金に税金がかかる
配当金は受け取るのみとなっているため、配当金(分配金)の再投資は手動で行うのみとなります。その場合、利益に対して税金がかかってくるため、複利の恩恵を受けづらいデメリットがあります
③税金手続きが面倒
国内のETFはいい商品がないと言われていますので、多くの人はアメリカのETFを利用すると思いますので、それを前提に考えます。アメリカのETFを購入して、分配金を受け取る場合、アメリカで10%の税金が引かれ、残りの利益分に対して、日本では20.315%の税金がかかります。2重課税になるため、確定申告により引かれた税金の一部が返ってきます。
その面倒さ故に確定申告をしないと言っている人もよく見かけます。
ETFの種類について
ETFの購入について、私が見ているブログやYoutubeや本には日本ではなく、アメリカのETFを買うべきと解説している人が圧倒的多数です。なので、ここではアメリカにあるETFは2021年現在で2400以上にも上るそうです。その中でも、おすすめされている22種類のETFを上げていきます。
株式(インデックスファンド)
1.VTI
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF。米国株全体の約4000銘柄に投資するファンド。
過去10年:年利約9.8%
リスク:15.7%
信託報酬:0.03%
基準価格は直近5年で約1.5倍。過去18年で約4.2倍と右肩上がりで長期投資に最適なETF。中、小型株も入っており取りこぼしなく投資できる。
2.VOO
バンガード・S&P500ETF。米国株の上位500銘柄に投資するファンド。
過去10年:年利約13.5%
リスク:13.6%
信託報酬:0.03%
基準価格は直近5年で約1.5倍、過去18年で3.9倍と右肩上がりで長期投資に最適なETF。
3.QQQ
インベスコQQQトラストシリーズ1ETF。NASDAQ100指数への連動を目指す米国のハイテク企業に投資するファンド。
過去15年:年利約15.3%
リスク:18%
信託報酬:0.2%
10年で6.4倍、直近1年では1.7倍、過去5年は年利25.9%とイケイケのファンド。GAFAMが40%入っているが、今は高値掴みになりそうな気配もあり…。
4.VT
バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF。全世界の大型~小型株に8000銘柄に投資するファンド。
過去10年:年利約8.8%
リスク:14.4%
信託報酬:0.08%
全世界株式の98%以上をカバーしているため、このETF1本で全世界の株式を買っていることになります。割合はアメリカが半分でその他でもう半分。新興国から先進国の大型株~小型株まで
5.VEA
バンガード・FTSE先進国市場(米を除く)ETF。アメリカを除く先進国25か国に投資するファンド
過去15年:年利約5.2%
リスク:15.2%
信託報酬:0.05%
ネスレ、サムスン、ロシュ、トヨタ自動車、ユニリーバやアストラゼネカ、HSBCなどが主要銘柄に組み込まれている。
6.VWO
バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF。中国を筆頭に台湾、インド、ブラジル、ロシアなどの新興国の株に投資するファンド。
過去15年:年利約5.7%
リスク:22.0%
信託報酬:0.1%
アリババやテンセントを中心に24日か国5200社の大型から小型株までと対象範囲が広いのが特徴。長期でも他のファンドよりリスクの高いため注意が必要
7.EWJ
iシェアーズMSCIジャパンETF。日本有名企業に主に投資するファンド。
過去15年:年利約2.7%
リスク:16.3%
信託報酬:0.49%
トヨタ、ソフトバンク、任天堂、キーエンス、リクルートなどが主要投資先に含まれている過去20年の年利は3.4%とアメリカ株関連のETFには大きく見劣りする上にリスクも16.3%とあまり抑えられていない。過去10年では年利10.9%と大きく上がっている。短期的に上がることを予想して買うのはありかも。
8.VWO
バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF。中国を筆頭に台湾、インド、ブラジル、ロシアなどの新興国の株に投資するファンド。
過去15年:年利約5.7%
リスク:22.0%
信託報酬:0.1%
アリババやテンセントを中心に24日か国5200社の大型から小型株までと対象範囲が広いのが特徴。長期でも他のファンドよりリスクの高いため注意が必要
9.SPY
SPDR S&P500 ETF。米国を代表する大企業500社S&P500に連動したファンド
過去15年:年利約9.3%
リスク:15.1%
信託報酬:0.09%
株式(高配当株)
10.SPYD
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF。S&P500の中の高配当株式80銘柄のみを集めて投資するファンド。
平均配当利回り:4.16%
トータルリターン:9.48%
銘柄:80
信託報酬:0.07%
11.HDV
iシェアーズ 米国高配当株 ETF。S&P500の中の高配当株式かつ高財務、高収益の銘柄のみを集めて投資するファンド。
平均配当利回り:3.66%
トータルリターン:7.48%
銘柄:74
信託報酬:0.07%
債権
12.AGG
iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF。「米国債券」に投資するファンド。
過去15年:年利約4.1%
リスク:3.7%
信託報酬:0.05%
堅実派に人気。投資債権の70%以上が投資適格格付が「AAA」の超優良債権。低いリスクにも関わらず4.1%の年利は手堅く資産を増やしたい人には最適。金利の上昇には注意が必要。
13.LQD
iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 。「米国債券」に投資するファンド。
過去15年:年利約5.4%
リスク:7.5%
信託報酬:0.15%
14.HYG
iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF。「米国債券」に投資するファンド。
過去10年:年利約4.8%
リスク:7.4%
信託報酬:0.49%
保有銘柄:966
国債
15.TIP
iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF。期限が1年程の短い国債
過去15年:年利約3.7%
リスク:5.7%
信託報酬:0.19%
16.BND
バンガード・米国トータル債券市場ETF。期限が5年から10年の国債。
過去10年:年利約3.3%
リスク:3.3%
信託報酬:0.04%
17.TLT
iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF。20年~30年の長期国債
過去15年:年利約6.1%
リスク:13.5%
信託報酬:0.15%
18.JNK
SPDR ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券ETF。アメリカ国債。
過去10年:年利約4.7%
リスク:7.9%
信託報酬:0.4%
19.USIG
iシェアーズ ブロード米ドル建て投資適格社債 ETF。アメリカ国債。
過去1年:年利約2.8%
リスク:9.9%
信託報酬:0.06%
コモディティ
20.GLD
SPDR ゴールド・シェア。ゴールド(金)に投資するファンド。
過去15年:年利7.2%
リスク:17.7%
信託報酬:0.4%
じわじわと価値を上げている。2020年の数字は非常に悪いが、また高騰することが予想される。コモディティなので、投資比率は抑えていくことをおすすめする。
21.IAU
iシェアーズ ゴールド・トラスト。ゴールド(金)に投資するファンド。
過去15年:年利7.3%
リスク:17.7%
信託報酬:0.25%
GLDより手数料が安い。
22.DBC
インベスコDBコモディティ・インデックス・トラッキングファンド。総合コモディティETF。
過去15年:年利-1.9%
リスク:19.4%
信託報酬:0.89%
直近1年は年利23%と暴騰しています。変動率(ボラティリティ)が高いので持ちすぎ注意。
穀物や原油、天然ガス、金銀銅などを構成品目に入っています。エネルギーセクターに50%程と偏っているますが、農作作物、家畜、貴金属、工業用金属などで構成されている。
まとめ
ETFについての第一歩は踏み出せたかと思います。投資信託ってなんぞやってところからETFの種類まで幅広くお伝えしてきました。まずは5種類程買ってみて、試してみるのも悪くないですね。
是非、ご参考にしてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございます
大好きです♡
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控え目に大事な事を言って終わります…