こんにちは、カカシです^^
カカシのおはなしでは、30代になってからやっと気づいた豊かに生きるために必要な情報を息子に届けるべく日々発信しています。
今回はテレワーク時代に非常に重要視されている
「集中力」
この集中力に関する良書を紹介します!
実際これを読んでから私も集中力をさらに
高めることに成功しました。
知ってるか知らないかで無駄な疲れをなくすことが出来るので、
その一部をご紹介していきます。
私も利用している「Kindle unlimited」なら初月無料でDaigoさんの本もいくつか無料で読めます。
上記のバナーからすぐ始められますよ~
この本がおすすめな理由は、事実ベースの話をしているからです。
憶測や主観ではなく、多数の研究結果の高いエビデンスデータで
書かれたものは非常に信頼できるデータと言えます。
著者の経験や主観のみで描かれているものは多いですが、
その高いエビデンスデータとそれを元にDaigoさんの経験と一緒に書かれているため、
非常にタメになります。
軽めに一つ。
人は集中力を発揮するときは脳の前頭葉使いますが、
習慣化すると小脳が代わりをになってくれるので、
前頭葉の疲れが劇的に減り、集中力が発揮できる時間が延びるんです!
本書で伝えているスキームはこうです。
↓
・集中力を使わず自動的に出来るようになる
↓
・余った集中力で新しい1つを身につける
上記のフローで最速で自分を成長させていきましょう!
人生は3万日しかない。有効に使いましょう!
3つの大枠を捉えてお伝えしていきます。
この記事ではエビデンスデータの説明は文字数がおおくなるため割愛しますので、
ご購入をされてみて下さい。
集中力の高い人は集中力の鍛え方を知っている
集中力は生まれつきや根性では決まらない!
集中力とある人とない人の差はその仕組みを知り、トレーニングを積んでいるかどうか
これだけ!
「集中力の源は前頭葉のウィルパワー」
ウィルパワー…?
人間は前頭葉が大きく発達し、他の動物にはない力を獲得しました。
感情や感情をコントロールする力。
それを「ウィルパワー」と言います。
もう一つ重要なこと、それは
という事です。
スポーツをする、家族とコミュニケーションをする、チョコレートを我慢する、
仕事で企画書を仕上げるは全て同じ場所から集中力を使っているのです。
要するに、「仕事がうまくいかないからダイエットが進まない」
「恋人とぎくしゃくしているから仕事に集中できない」
これはむしろ自然なことだということです。
①ウィルパワーの総量を増やす
トレーニング方法
「姿勢に気を付けて過ごす」
→無意識の行動を観察することでウィルパワーの総量を増やすことが出来る
②ウィルパワーを節約する
前提として…
・勉強している時
・パソコンで資料を作っている時・ダーツで的を狙っている時・編み物をしている時
上記は当たり前のように集中をしているので、
ウィルパワーが失われています。
さらに…
・セミナーに出て未来を想像した
・上司に文句を言われたけど言い返さなかった
・勉強中に集中できないことに気付き頬を叩いた
・デザートを食べたかったけど、我慢した
「何かをやる」「何かをやらない」「何かを望む」
選択や決断の一つ一つでもウィルパワーを失っていくのです。
筋肉と同じように消費されていくと考えるとわかりやすくなります。
豊富な選択肢があるとウィルパワーを奪い、結果決断ができなくなる
→すると決断の先延ばしをしてしまう→無意識に気にしてしまう
=「決定疲れ」
というそうです。
人は行動そのもので疲れるのではなく、
意思決定で疲れるのです。
・メールを送らなきゃ
・買い物しなきゃこういう後でやらなきゃは結果未来の自分を苦しめることになるのです。
成功している実業家やビジネスで有名な方々は
口を揃えて、簡単な仕事程すぐにやると言っています。
意識的にこういった決断や判断を減らし、生産性を上げているのです。
では、実際にどうやってウィルパワーを節約するか、
それは冒頭で伝えた「習慣化」することです
習慣化により無意識に出来ることを増やし、
ウィルパワーを減らしていくことこそ、最強の節約術です。
集中力の高い人は、実は長時間集中していない
そもそも人間は集中を持続できないようにできているそうです。
集中できないのは僕のせいじゃないんですね…
最新の研究では鍛えられている人でも最長で120分で、
椅子に座り、同じ姿勢のまま一つの作業に集中できるのは、長くても30分だそうです。
一見、集中がずっと続いている人も巧みに休憩などを挟み、短時間の集中を状態を繰り返している。
予め時間を短く区切り、「もうちょっとやりたかった」「もう少しやれたかな」
というところで打ち切る方法が有効性が高いとされています。
そのメリットは3つ!
・30分なら30分と短時間で区切ると時間管理がしやすくなる
・途中で終わった感覚が残るので、「早く続きがしたい」と思える
3つ目は特に大事で、早くやりたいと
モチベーションが維持されてスムーズに集中状態に戻れます。
「焦らし効果」と呼びます。
焦らしてなんぼでしょー!ってね
脳はやりかけのタスクを考え続けてくれることもわかっています。
切りのいいところまでやるは合理的ではない事は改めるべきと本書では述べています。
その理由の一つとして、パーキンソンの法則としてこう指摘しています。
「仕事は完了するために割り当てられた時間に応じて複雑なものへと膨れ上がっていく」
時間が十分にあると勘違いし、様々な選択肢を考え、試行錯誤を重ねる。
結果として時間に間に合わない。
100点を目指す過程で疲弊し、クオリティも落ちる。
迷い、決断が増え、ウィルパワーが失われ、生産性が下がる。
集中力は制限のある方が高まっていくとのことです。
この時間内に、この予算内に、この手段の中でと、
考えて取り組むことで選択肢が限られるため、結果として
いかにウィルパワーの節約をして、使いたい所に
使っていくのが重要かがわかってきました。
決断をしない方が長く粘れるとの研究結果もあり、
自動的に始められる環境を始めることが非常に重要
集中力の高い人は「疲れ」を脳でコントロールしている
やる気やモチベーションも主観的なもの
疲れているから、集中できないは錯覚で脳の仕組みさえ理解できれば、
疲れを切り離しやる気と集中力を取り戻すことが出来ます!
まず、疲れが錯覚だという研究結果から。
トップアスリートが鍛えていたのは体ではなく脳だった?
被験者が「もう走れない」「もうバーベルは上げられません」
と限界を迎えたときの筋疲労を調べると
限界数値には達していなかったそうです。
つまり、防衛本能が働き、脳が「限界だ!」とブレーキをかけていたのです。
それを克服する暗示の一種としてやられているのが、
高地トレーニングや低酸素トレーニングです。
高地トレーニングは私もしたことありますが、
ほんとにきついです。普段通りにまったく体が動かないです。
そこで得られた筋力や心肺能力向上に目を向けるのではなく、
本書では「これだけできたんだから大丈夫」と
疲れたという錯覚を起こすレベルを引き上げる効果に着目しています。
なるほど!
脳のブレーキを緩め、「疲れた」という思い込みを解き、
本来の力を引き出していくことが重要と説いています。
具体的に集中力と疲れを切り離す方法は、
「プライミング効果」を利用する方法です。
本書ではいくつか具体的な研究結果が紹介されていますが、
ホテルの清掃員の研究を例に挙げます。
ホテルの清掃員を二つのグループに分けます。
①作業に応じた消費カロリー表を配布
②普段通り
①のグループにはタオル交換、ベッドシーツの交換、風呂掃除など、
全ての作業の消費カロリーを把握できるようにし、計算するようにしてもらっただけ。
この両者で何を計ったかというと健康状態。
ただ記録をつけていただけですが、体脂肪が落ち、
血液の健康度が上がり、身体年齢が若返るといった現象が起きた。
②のグループは特に変化なし。
ここから具体アクションに
転用する具体的な方法は…
「集中できた時間帯・場所・
環境を記録する事」
これを繰り返しやることで、この時には集中できると
脳に覚えさせることで集中する環境を作りだすことが出来ます。
私もブログを書くときはルーティンがあります。
パソコンを広げる前に机の上に80㎝×40㎝のマウスパッドを広げ、
パソコンを置きます。毎度同じ場所に座り、パソコンの電源を入れる。
これだけで集中力がぐっと高まります。
これはルーティン化されているので、
ウィルパワーもほぼ奪われません。
このように集中できる環境を生み出すことも
生産性を上げる方法として紹介されています。
だいぶ、本の内容を割愛しましたが、
本書で述べている方法のほぼすべてが研究結果を
エビデンスデータとして紹介しているので、すごく面白いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます
大好きです♡
明日も待ってます!
控え目に大事な事を言って終わります…