パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法

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こんにちは、カカシです^^

カカシのおはなしでは、30代になってからやっと気づいた豊かに生きるために必要な情報を息子に届けるべく日々発信しています。

 

 

著者は企画、編集した本が累計1000万部以上を突破している柿内尚文さん。

この本を読んでほしい人
・ビジネスマン
・新しいことに挑戦している人
・思考がいつも詰まりがちな人
・仕事で成果を出したい人
・企画をしている人
・考えがまとまらない人
・思考の具体的な方法を知りたい人
この本の一番の魅力は、具体的な思考法が載っていることです。今までセンスや経験が大きな部分を占めていたかと思われる、どう考えれば満足のいく結果が得られるのかが詳しく、具体的に書かれています。前置きは長いですが、思考法は今から使える本物の思考法です。
思考法だけが知りたい方は【実践編】から読み進めてみてください。



こういう本はAudibleであまり聞かないのですが、
今回はAudibleで聞いてまとめました。

Audibleは小説や物語調になっている本だと聞きやすくていいのですが、

情報をインプットするような本は聞き逃したり、意味が理解できてない場合、何回も聞き返すために戻すのが面倒なため、お勧めしないです。

物語調になっている実業家や経営者の本の半生を描いた本は感情移入するほどなので、Audibleがお勧め。毎月1コインもらえて、価格に関係なく1コインで買えます。それ以降は1冊1冊値段がついているので、その金額で買っていく流れです。

私がAudibleで聞いたのは下記のとおりです。




西野さん以外の上記2つはKindle Unlimitedで無料で見れます!

この本で伝えたいのは「考えると行為にはとんでもない突破力があるということ」

この本でいう考えるは「目的を達成するために考えること」を指します。

「何か解決したい課題があったり、それを達成するための思考です」

有名な話ですが、ニューヨークで明太子を売り出す際に「タラの卵」という名前で出していたが、魚の卵を食べる習慣がないニューヨーカーには売れず、名前を「Hakata spicy caviar」にしたところ人気が出たといいます。

これは背景にマンハッタンの人はフランス料理を好む傾向にあることから発想転換し、流れ着いた答えです。詳しい内容はこちらの書籍で確認ください。

想像以上の答えが見つかる思考法。脳1.0→脳2.0になるとのことです!

・ずらす法
・キャッチコピー法

を紹介しています。

本書の「パン屋でおにぎりを売れ」は彼の考える「ずらす法」を持って考えたときに、おにぎり屋さんが作るおにぎりはおいしいけど、おにぎり屋さん自体が少ない。

でもパン屋さん街中にいっぱいある。そのパン屋さんが本気でおにぎりを開発したらどんなおにぎりができるのだろう

そのワクワクしている気持ちを題名にしたそうです。

メガネ君
メガネ君

確かにパン屋さんのおにぎりは新鮮味があるし、おいしいパン屋さんが考えるおにぎりはどんなのか気になるな…

過去にマクドナルドやモスバーガーがライスバーガーを作り話題になったこと、フレンチのシェフが作るカレー、焼き鳥屋さんのラーメン、和歌山の人にとってソフトクリームの色といえば緑だそうです。

お茶屋である「玉林園」が自社のお茶の味をしってもらうために出したのグリーンソフトが県民の人気ソフトにまでなり、お茶屋さんとして新しい価値を生み出すことができました。

仕事、恋愛、人間関係、お金、家族にも応用できる思考法です。
こんな風に考えてないですか?

・集中力が続かない
・すぐ違うことを考えてします
・考え方がわからない
・周囲に忖度してしまう
・情報不足でどこから考えていいかわからない
・過去の経験から考えて時代遅れになっていることに気付かない
・そういうものだと決めつけて簡単に片づけようとする
・勉強したいけどすぐゲームがしたくなる
・ダイエットしたいけど続かない
・片づけをしてもすぐにまた散らかっていしまう

この本の内容を活かしていけば…

・難問に遭遇しても乗り越えることができる
・物事に対してポジティブになれる
・落ち込みにくくなる
・自分を信じることができる
・自分の価値に気付ける
・他人を認めることができるようになる
・嫌いな人のいいところが見つかるようになる
・恋愛でチャンスが広がる
・仕事で成果が出やすくなる
・生産性が上がる
・新しいアイディアが見つかる

考える=広げること+深めることである

広げるとは…可能性を考えていくこと
今まで存在しなかったことを生み出したり、新しい価値を作っていくこと

深めるとは…本質的価値を考えていくこと

考えると思うは全く別物

・考える(目的のために意識的に思考すること)
・思う(Feel:感じたこと)

■インプットは考える材料やヒントである→考える前段階
■調べること、まとめる→考える前段階

これらをゴールとして捉えてしまうと意味がないので、これらをした後に考えるプロセス(目的達成のために何をするかを考える)が一番重要なことです。

ブルー・スリーは、Don’t Think Feel
=考えるな!感じろ!
柿内・スリー(著者)はDon’t  Feel Think
= 感じるな!考えろ!

だそうです。

ファーザー
ファーザー

柿内さん、お遊びをお許しください。

考えるには論理的に考えると非論理的に考えるがある

考え方には2種類存在します。

・論理的思考
・非論理的思考

論理的思考は…
市場の動向、販売実績、競合調査などの膨大なデータを用いて行い。
=データをもとに答えを見出していく=データがないと決められなくなる
=二番煎じ、三番煎じになる恐れがある

データがあり、道筋を立てやすい目的の場合は論理的思考が役に立ちます。しかし、論理的思考が不得意な場合があります。それは、まったく新しいものを世に生み出そうとしている場合です。

上記のように未来という不確かなものを考える場合は、非論理的に考えることが効果的です。その一つの例として…ガリガリ君リッチ コーンポタージュ味の誕生と予想外のヒットです。

これは赤城乳業の20代の若手社員が生み出した直観と思いという非論理的に考えた結果の末生み出された思い付きの商品でした。社内でも斬新すぎる味と発想に困惑していたそうですが、発売に踏み切ったといいます。

ここにかけられた予算はたったの15万ですが、SNSを中心に大きな口コミと話題を呼び瞬く間に世間に知れ渡ります。広告費換算で5億円以上の効果を生んだそうです。

詳しいお話はこちらをどうぞ!

ファーザー
ファーザー

人間の本質をついたいい事例ですね!

人類の長年の課題。習慣化

誘惑が多い現代。習慣化には強敵がいます!

強敵①忘れる

→攻略法:メモしておく。書いたメモを目に付くところに置いておく、だれか身近な人に指摘してもらう。

強敵②飽きる

→攻略法:飽きたっていいと考え、飽きたら違う方法でやればいいと同じ方法を繰り返すのではなく、違う方法で目的達成のための習慣をつけ、習慣化につなげる方法1日ごと、1週間ごとにやることを変えてまずは続けることを目的とする

強敵③頑張る

→攻略法:中長期で続けていくコツは、やり過ぎない、急がない、楽しむ仕組みを作る。勉強であれば、無理のない範囲でやり、時間が来たらやめる、好きなところからやるなど。
※頑張るとは意志の力に頼ろうとすること。一時的な感情に任せて物事を進めること。意志の力には限界があり、使いすぎると枯渇する。

詳しくはこちらの書籍に載っているそうです。

考える技術で未来を作る

■普通だったものがちょっとしたことで魅力的なことに変わる

ジャパネットたかたの高田明さんは記者よく使っている一見日常には関係なさそうなボイスレコーダーをヒットさせた。

→関係ないと思っていたものに新しい価値を吹き込んだから。通販をよく見ている世代の主婦層年配の方にこう言ったのです。「年配の方やお母さんこそボイスレコーダーを持つべき」

おじいちゃんやおばあちゃんには…「忘れっぽくなるからボイスレコーダーをメモ代わりに」
主婦の方には…「単なるメモではなくボイスメモとして残して、安心感を出す」

物忘れを防ぐものや親子のコミュニケーションツールに価値を変換させ新しい価値を生み出したのです。

詳しくはこちらに


この高田さんの例で行くと本書風に言うと「360度分解法とずらす法」を使っているそうです。360度分解法は物事を全方位から魅力を出しまくる方法で、ずらす法はこの場合ならお客さんをずらして新しい魅力を生み出していく方法

考える技術で人生を楽しもう

思考の癖をなくして、人生を楽しむ考え方に変えましょう。
こんな言い訳してないですか?

・家族がいるからできない
・家族を養わないといけないから~
・いやな仕事でも辞めずにやる
・好きなことを仕事にできるのは特別な人
・自分にはそんな能力はない
・自分にはできない


上記の考え方をこう変えてみると見える世界は変わります。

・家族にいやいやではなく楽しく働いている自分を見せる
・楽しそうに働いている自分を見て喜んでくれる
・好きな仕事をやっている人は幸せな人
・自分も幸せな人の仲間入りしたい

松岡修造さんが日本一熱い人になれた理由

修造さんは元々は消極的なひとだったが、世間のイメージや現在の彼は超ポジティブな性格。これは彼が実践してきたことの積み重ねによってつくられたと語っているそうです。

詳しくはこちら

【実践編】考える技術を思い通りに使いこなす

アイディアは浮かんでくるものではなく、作るもの

新しいアイディアを生み出すためのルール

ルール① ゴールを決める

→思考の迷路はゴールがわからないことが原因で作られる。
例えば、こんな悩みがあったとします。
「Aさんから嫌われているのではないか」
この悩みのゴールを「嫌われないようにする」もしくは「Aさんと距離をおく」と仮定したときにそれに向かうための行動は一歩目から違う可能性が高いです。

将来のお金に不安があると答えているのに貯金しかしていない。老後2000万円問題に不安があるのに30年ためても2000万円に到達しない金額で貯金をしている。など、ゴールが不明確なために、今やっていることが間違っているかの判断もできていない人が多いです。

また会議で口論になっているの見ている人は多いのではないでしょうか。
その会議の目的・ゴールが薄れ、感情だけで言葉を発しているケースが多く、何の議論をしているかがわからなくなっています。事前にゴールを明確にし、何についてどんなことに向けて話し合うかを明確にすれば、口論は起きにくいはずです。

手段を目的化しない
常識は思考停止になる原因になるので、常識を疑わないままだとゴールとプロセスが入れ替わり、手段の目的化が進みます。

教育改革で有名になっている工藤雄一さん。

著書「学校の当たり前をやめた。~」に書いてありますが、宿題、中間、学期末テストを固定担任制などを廃止しました。

その理由は…そもそも学校は何のためにあるのか?ここから考え始めたときに

手段であった宿題、中間、学期末テストが目的化してしまっていることに気付き、学校の本来の目的である社会の中でよりよく生きていけるようにする場所」という本質の部分が忘れ去られてしまっているのが今の学校の最大の課題だと気づいたそうです。

~ まとめ ~
「そもそも~」に戻って考える必要がある
そもそも何のためにやるのか、そもそも何のために存在するのか、そもそも何のためにいくのか、その本質を捉えて、ゴールに仮定し、今からそこに行くための具体的な行動を考えることが重要

ルール② インプットして現状を整理する

⑴課題を決める

・ゴールのための課題(問題)を考える。例えば…

ゴール:「Aさんとのデート」
→問題:「Aさんは自分に関心がない」

ゴール:「ヒットする新商品の開発」
→問題:「ヒットする新商品の作り方がわからない」

ゴール:「年間100万円貯金をしたい」
→問題:「月々の貯金額が5万円足りない」

⑵必要な情報をインプットする

・ゴールを明確にした上で必要な情報のみをインプット(本&ネット)する
本はそのテーマの専門家であることがほとんどなので、効率的に情報収集できる。
※インプットはあくまでも手法であり、時間をかけないように、目的化しないように気を付ける

⑶インプットした情報を整理する

・人間の心にある不変性・本音を考えながら情報を整理する
・インプットした情報は疑っていく、信じない、突っ込む

~ まとめ ~
100点を目指さず、まずは3ステップに沿って実践しよう

ルール③ 考える=考えを広げる+考えを深める

考えを広げる方法

■かけ合わせ法
新しいものを生み出したいとき
■数珠つなぎ連想法
既存のものに新しい価値や魅力を発見したいとき
■ずらす法

売れなくなってきたときなど、どん詰まりの課題を解決したいとき
■脱二択
新しい商品・サービス生み出したいとき
■まとめる法
小さなことを価値に変換したいとき
■あったらいいな
想いや夢を実現するとき
6-1.かけ合わせ法

【解説】
近しい言葉をつなげるのではなく、出会ったことがない言葉と言葉をかけ合わせて新しいものを考えていく方法。

【実践&実例】
うんこ漢字ドリル、ハンディ扇風機など「言われてみればそうだよね」が肝になります。子供が好きじゃない漢字ドリルを楽しくできるようにするには?子供の好きなものを合わせ、楽しいと思わせる→子供は「下品な言葉で笑います」→つい笑っちゃう「うんこ」×嫌いな「ドリル」=まったく新しい発想のドリル出来上がります。真新しさと共感を生むことが大事です

例)【スポット】寺院×花×インスタ映え 【本】医者×長生き×味噌汁

かけ合わせ法の実践方法として、メインキーワードを決めて、それにかけ合わせる候補のワードをテキトーにどんどん出してかけ合わせていくだけ。

 

6-2.数珠つなぎ連想法

【解説】
かけ合わせ法とは逆
で、出会ったことがある言葉をつないでいく方法。

【実践】
例えば、商店街の活性化をテーマに考えたときのメインキーワードは「商店街」をおき、食べ歩き、パワースポット、ウォーキング、人、サードスペース、イベント、住民、アウトプットなどを近しいワードを繋げていきます。

次はい階層目に思いついた言葉に思いつくままに近しいワードを繋げていきます。食べ歩きなら[サブスク、中食、弁当]などワードを広げていきます。

パワースポットなら[神社、占い、お寺]をつなげさらに[合格祈願、巡礼]など繋げていく。ノートがワードでいっぱいになったら連想したものを自由に合わせて活性化につながる新しい取り組みを考えていくだけ。

 

6-3.ずらす法

【解説】
価値をそのままに違うジャンルやカテゴリーに発想をずらし、戦う場所や戦い方を変えて新しい価値を再発見させる。

【実践】
これまでの経験値を捨てる。ずらせる人や場所を探す(ターゲット絞らず)。③ユーザーの声を丁寧に聴くことも重要。

 

6-4.脱二択

【解説&実践例】
A or Bではなく、A & Bになるように考えていく。トレードオフになっているものを併せ持ったものを考えていくと新しい商品、サービス、取り組みを生み出せるだけでなく、複数の課題を1度に解決ができる点です。

ー。夜勤明けのお父さんがいる日、お母さんは買い物行きたかったのですが、その日はあいにくの雪。子供4人を連れて出ていくのは難しい…。今の時間は、夜勤明けでお父さんも寝ている時間だし、子供を置いていくわけにもいかない。そんな時「僕が子供4人を見ておくから、買い物に行っておいで」とお父さんが言いました。お母さんはその言葉に甘えて買い物行き、30分後に帰ってきたら、いつもは騒がしい子供たちが静かにお父さんの周りで静かに絵を描いています。

お母さんは驚きを隠せなかったようです。

実はお父さんが子供たちに言ったA or Bの提案ではなく、A & Bになる提案をしたからでした。お母さんが出かけた後お父さんは「僕が寝ている姿を一番上手に描けた子にチョコレートをあげる」と言ったのです。

 

6-5.まとめる法

【解説】
まとめる法は小さなことを価値に変換したいときに使い方法。

【実践】
手法は2つあります。一つはまとめる→かけ合わせる→キャッチコピーを付ける
※まとめるとは「ある特定の領域に絞ってインプットし、魅力や価値をアウトプットすること」

ゆるキャラはまさにいい例です。
キャラクターを作っていく上で偶発的に生まれたゆるいタッチのキャラクターをかき集めて一つの塊にまとめ、名前を付ける「ゆるキャラ」。それらをかけ合わせて付加価値を生むための催事を開催する→それを「ゆるキャラグランプリ」と称して全国津々浦々からキャラクターを募り、一大ブームを引き起こしました。

もう一つは、集める(情報をとにかく)→法則化する(ネーミングする)→いくつかのまとまった要素に整理をする(カテゴライズ)→実行
例えば、売れる営業手法を会社のノウハウとして、実際に現場に落とし込むプロセスが上記です。

6-6.あったらいいな

【解説】
あったらいいなは夢や理想を実現するのに最適な方法です。
ソニーのウォークマンは、あったらいいなから始まった商品です。
あの小ささで「あったらいいな」のサイズだったわけです。

ファーザー
ファーザー

なつかしー。使ってました!

本でいうと「風景写真をみるだけで目をよくすることができたらいいな」で生まれた本

CDでいうと「音楽を聞くだけで自律神経が整ったらいいな」で生まれたCD

【実践】
あったらいいなを考えるのは簡単です。
見える壁、現実問題等は一旦無視して、ドラえもんがいると仮定してあったらいいなを考えます。そこから他の思考法を使って深堀りしていきます。

考えを深める方法

■360度分解法
良いところ、強みが見つかる
■ポジティブ価値化
弱み・短所を強み長所にかえる
■自分事、あなた事、社会事

説得力がグッと高まる方法
■すごろく法
ゴールへの最短距離を見つけたいとき
■正体探し
人間の心にある見えない心理を見つける
■キャッチコピー法
たくさんの人に魅力を届けたいときに

複数組み合わせて使うと思考の幅が広がります。

6-1.360度分解法

【解説】
物事を360度、四方八方からあらゆる視点で見ることで、良いところも悪いところもあぶりだしていく方法のこと。

【実践】
真ん中にテーマを書く(本)その周りにジャンルを書く(お金、生き方、仕事、健康、人間関係、時間)→それぞれのジャンルごとに具体的に思いついたことを書く(本と健康であれば→健康長寿の人に本を読む習慣がある。脳を若返らせる。短い読書でもストレスが大幅に減る。)→思いついたことが短所であれば長所に置き換える。長所であれば短所に置き換える(上記のように本にはいい効果があるのに、効果あまり知られておらず、本の良さが伝わっていない。)

6-2.ポジティブ価値化

【解説&実践】
360度分解法の最後にある短所を長所に置き換えること。
時短=手抜きのイメージがあったものをオイシックス・ラ・大地が発売した”プレミアム時短”商品。20分料理をさせて時短には価値があるとポジティブの価値をつけた。

またアートディレクターの佐藤可士和さんの「佐藤可士和の超整理術」に出てくるキリンビールの発泡酒「ごく生」のヒットもいい例です。当時発砲酒は安いカテゴリーとして販売していましたがビールの廉価版としたオリジナリティーにかけていることに気付き、発泡酒の「コクが足りない」→「ライトなさわやかな飲み口」としてヒットしました。

上記2つの例はただポジティブイメージに結び付けただけでなく、弱点の本質を見抜き、そこをポジティブ価値化したのです。本質的な課題や価値を見極めることが重要です。

6-3.自分事、あなた事、社会事

【解説】
自分事あなたの関心があること
あなた事:家族や友人や会社の同僚など自分と近い人に関係があること
社会事社会的関心や流行など。営業や接客、マーケティング、恋愛にも幅広く転用できる優れた手法です。コーヒーが好きな人にこんな感じで接客すると印象は変わってきます。

【実践】
自分事:「このコーヒー豆はコクがあってお客様の嗜好にとてもぴったりですよ」
あなた事:「香りも深くとってもいい香りなので、朝コーヒーを淹れれば家族の皆さんがコーヒーのいい香りに包まれて気分がよく1日を始められると思いますよ」
社会事:「こちらは唯一フェアトレードの豆なので原産国の地域の貢献にもなりますよ」

この三拍子で納得感を深め、行動を後押しされます

6-4.すごろく法

【解説】
その名の通り、すごろくを作ります。単なるすごろくではなく、目標をすごろくのゴールにして、スタートからやることや短期目標を作っていきます。そうすることでゲーム感覚で目標に向かっていくことができます。

【実践】
①最初にゴールのところに目標をおきます
②スタート地点を決めます。そこから目標に向かって順番に越えなければいけない壁ややること、必要なことを時系列ごとに順を追って書いていきます
③ゴールに繋げます

目標を書いて逆算するのはやったことあると思いますが、すごろく法の少し違うところは本物のすごろくのようにイラストを描いたり、キャラクターを描いたりして、目標っぽく見せずに楽しく取り組める点です。夏休みの宿題をマスにすれば楽しく宿題に取り組めるかもしれませんね。

6-5.正体探し

【解説】
集合的無意識の発見
がその一つです。サンリオピューロランドやディズニーランドはまさにその正体探しが当てはまります。人は認知している好みや潜在的な好みが必ずあり、それをキャラクターとして見える化してあげることで、親近感が湧き、グッズの売り上げに跳ね返ってくるのです。

【実践】
どうやってその正体を探すのか?それは比較をすることです。こんな経験はないでしょうか。○○狩りに行っていろんな品種の果物を食べた。筆者は梨狩りを正体探しの例に出しています。皆さんも普段いろいろな梨やリンゴを食べたことがあると思いますが、その時々に「あっちの方が甘くて、瑞々しくておいしいな」ってなる人は少ないと思います。全部おいしいですもんね。

しかし、梨狩りで食べ比べをすればいやでも甘さや水分量の違いに気付くと思います。比較をすることこそ、本質的、潜在的な部分いわば正体探しにうってつけなんです。

6-6. キャッチコピー法

【解説】
言葉にするということは、頭の中のモヤモヤを言語化し、輪郭を与え解像度を上げていく。キャッチコピー法は言語化したものをさらに魅力的な表現に昇華をしていく方法です。

【実践】
言葉貯金を作ろう。キャッチコピー法だけは実践的かつ何が正解かの定義が難しい方法です。、筆者がお勧めしているのは、世の中に出ているキャッチコピーは少なからず考え抜かれたものと考え、自分のいいと思ったキャッチコピーや言葉、文章(長文もOK)を「おっ!」と思うたびにメモやスマホ等に書き留めていき、いざキャッチコピーを作るとなった時や言葉の表現に困ったときに使う方法のみ!

思考ノートの作り方

仕事ヒント、人生のヒントや考えを生み出すツールとしてノートをお勧めしています。

アスリートの大谷翔平(マンダラチャート3×3)、本田圭佑、実業家の前田裕二さんなどノートを書くことが成功につながった人は多くいます。

 

【ノートに書くことの良さ】
・頭にあるモヤモヤを吐き出せる
・そのモヤモヤが単純だと気付く
・考えが整理される
・目標が明確になる
・新しいアイディアが生み出せる
・感情の整理ができる
・自分を見つめ直せる
・自分会議ができる
・思考貯金ができる
・優先順位がはっきりする
・捨てるべきコト・モノがはっきりする
・考える力を鍛えられる

ノートに書くことで俯瞰化、見える化でき、考えを整理できます。書いたことを蓄積できるため、情報が資産でなくなった現代には行動に移すにあたって最適な方法が見つかりやすくなります。

ノートを使えば仕事がつまらないも少なくなる。

主観だけでなく、俯瞰から物事が見れるようになると見えなかったものが見えるようになってきます。自分のことを自分が一番わかっていなかったことも感じたことないでしょうか。それは自分を近視眼的見てしまうのが原因です。自分を俯瞰から見て自分の考えやその時の思考をしっかり見るための方法の一つとしてノートを活用することをお勧めしています。

【思考ノートの作り方実践編】
①ノートは方眼か無地のものを使う!1テーマを1ページに書く
②目標・ゴールをノートの真ん中に書く
③現状の課題をノートの周りに思いつくままに書く
④考える技術を使い、課題の整理、課題を考えることを実践
⑤書き出し事の中で関連する言葉を線で結ぶ(そこから気づいたことも書き込む)
⑥特に重要と思うものにマーカーを引く

テーマ:離職率を下げる

真ん中に離職率を下げる(ゴール)を書きます。本やネットの情報をもとに離職率に関する課題を書き込みます。その際、ただ書き込むのではなくポイントのみを箇条書きで書き込んでいきます。離職率の高い会社の正体探し(※考えを深める方法で紹介)をしていきます。

そうするとポイントが見えてきます。
・会社に未来が感じられない・人間関係に問題がある・仕事がつまらない・給与待遇に不満がある。このあたりがポイントになってきます。

次は、ポイントごとに360度分解法、キャッチコピー方法、あったらいいな、自分事、あなた事、社会事などを使って何をすべきか具体的に書き出していきます。あとは実践をすればOK

ポイントは1枚のページにまとめること。やるべきことが見える化され、優先度もはっきりします。

ノートのもう一つの強みは思考貯金ができること

人は情報を忘れるようにできており、せっかくインプットや考えたことをどこにも記していなければ、似たようなことに遭遇した時に同じようにまた思考を巡らさなければいけません。そこで、ノートを見返せば実行から入れますので、すぐに行動できるのと、その思考は将来自分自身の資産として大きな力になってくれるでしょう。

考える技術がさらに上がる習慣

先入観をなくし様々な意見や声に耳を傾ける

→会議やミーティングで意見が出揃った後にその意見と一人で向き合う時間を作り、それぞれの意見や声に対し、考えを深めていくと理解、納得、疑問が浮かび上がります。

オリジナル=真似×真似×真似

→様々なところから真似をするとオリジナルが出来上がる。一つのモノ・コトを全部を真似るのは良くない(=パクり)ですが、良いとこどりで複数の人や物から真似をすることで、オリジナルのモノ、コト、サービスを展開できるでしょう。

疑う、突っ込むこと

→無意識に使う言葉ほど、思い込みを走らせ、違った方向に行動を導くケースもあります。ビジネスシーンではよく「差別化」とよく聞きますが、すべてのお客さんがしっかりと吟味したうえで商品やサービスを購入していることを前提とした言葉です。

多くの客さんは比較しているでしょうが、しっかり比較をしている人もいれば、表面的なことだけで比較している人もいます。また、比較しないで購入や導入される人もいるのにその差別化という言葉を信じ切り展開を始め、キャッチコピーを作り、だれに向けた打ち出しかが不明確な内容も多々あります

本書で触れられていますが、書店で本を購入する人はちゃんとした比較をしている人は少ないようです。ちょっと読んで買うか、立ち去るかの選択が多いそう。となると人は必ず、比較をしているという前提は覆されるますので、考える方向性はいくつか出しておかなければいけません。常識を疑うこともそうですが、言葉一つ一つに疑いを持つことも思考の技術を上げる要素です。

人の頭を使わせてもらう

その道に詳しい人に協力を仰ぐ。知識、経験がないのに考えても何も出てこない。インプットから始めないと悩む時間が長くなり、アウトプットがなかなかできないです。自分一人ですべてを解決しようとせずに知見がある人に会議に参加してもらったり、打ち合わせをしたり、相談したりして、広い知識をもとにアウトプットをしていくことをお勧めしています。

考える時間をスケジュールに入れる

できるだけ具体的にスケジュールに組み込む。企画を考える時間・人事評価を考える時間・プロモーションを考える時間・資料内容を考える時間等…これをすると考えがまとまっていないで先に進むことが少なく、思考を深めることができるようになるそうです。私も試してみたいと思います。

考える練習をする

考える技術を鍛えるにはスポーツやテストと同じように「考える練習」が大事です。街中のポスターや広告、店舗の設計、展開方法、テーマ曲、キャッチコピー、街中の古びた商店の盛り上げ方を考えたり、レストランで新しいメニューを考えたり。と具体的に考え、どこをどう修正したらよくなるのかを自分なりに最後まで導き出すと練習の効果は高いです。

中でも、レストランやスーパーマーケットは色々な企業の努力の結晶が詰まっていますので、お勧めです。そして、その思考をノートなどにすぐに書き留めることが一番重要です。インプットとアウトプットを同時行い、仕事や人間関係、人生で生かしてみてください。

・考える時間を増し増しに
ヒット番組を次々と生み出す有名プロデューサーに筆者はこう質問しました。「あなたはなぜそんなにヒット番組を連発できるのか」プロデューサーは即答でした「考えている時間がとにかく長いからです」と。天才と思われていた人からの意外な答えに驚いた。と綴っています。

また、別の取材でも「なぜあなたはそんなにたくさんの曲をヒットさせることができるのか」こちらも即答でした。「水の中に潜って息を止めて我慢し続けているからです」=最高の楽曲を提供するために苦しい中でも粘って頑張って提供をしているからと解釈しているそうです。すなわちすごい人たちの偉業はすごい努力の上に成り立っているのだと捉えられます。

野球でいくらバッティング理論を深く学んでいたからと言ってヒットやホームランを量産することはできません。その理論を体で体現できるように練習し体に染み込ませることが大事になってきます。

考えることも本書で紹介された理論を学ぶだけでは全く無意味です。それを実際に使い、活かしていくことで、自分の資産となっていきます

画家のパブロ・ピカソの逸話の一つにこんな話があります(出典が不明)

街を歩いているときにファンの女性に呼び止められ「絵を描いてほしい」と頼まれ描きました。絵を渡す際にピカソがこう言いました。「この絵は1万ドルです」と。

女性はその言葉に驚き「この絵を描くのに30秒しかかけていないですよね?」と言ったそうです。それに対しピカソは「それは違う。私はこの絵を描くのに30年と30秒使ったのだ」と言ったとのこと。

彼の絵に費やした時間を表すものだと仮定すると、「考えて行動してきた資産は、価値に跳ね返るのだと言い換えられます」
ここから考える価値、行動する価値は見い出せますね。

~ まとめ ~
結果=考える技術×考える時間×行動
本書は個人的には非常に面白い本でした。考えることや分析が好きな私から見ても非常に合致のいく点が多く、非常に参考になる書籍でした。ノートの使い方については、前田祐二さんの「メモの魔力」に書かれている方法とは違う方法でしたが、転用を考える方法としては本書で描かれている方法もいい方法です。また、思考法はすごく具体的に書かれていた部分もあり、発見が多く、副題にもなっている想像以上の答えが見つかりそうな手法ばかりで、がっかり感は感じさせない内容でよかったです。自信を持って進められる一冊です。

最後まで読んでいただきありがとうございます

ファーザー
ファーザー

大好きです♡

明日も待ってます!

控え目に大事な事を言って終わります…

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